公益財団法人千里ライフサイエンス振興財団
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2023年度
岸本基金研究助成
当財団の研究助成は、2010年度より「岸本基金」から寄附を受け、
岸本基金研究助成として応募を受付いたします。
※ 岸本基金は、関節リューマチなどの自己免疫疾患の研究・治療において重要な分子IL-6の発見、及びIL-6受容体抗体の開発を行った岸本忠三氏(元大阪大学総長、公益財団法人千里ライフサイエンス振興財団名誉理事長)によって2008年に設立されました。
【助成のあらまし】
ライフサイエンスは、理学・工学・農学・医学・薬学などの自然科学から人文・社会科学領域までを包含する総合的科学分野であり、
この分野の最先端の基礎的知見が直ちに新技術、新製品の開発に応用され、また、新技術の開発が基礎研究の発展に影響を及ぼすという
特性を持っています。そして、医薬品の開発、生物の改良、微生物・動植物細胞による有用物質の生産から生体機能のエレクトロニクスや
情報分野への応用まで、様々な分野での産業利用が行われています。
ライフサイエンス分野の研究・開発は、この意味で大きな波及効果を基礎研究、応用開発、産業・地域振興にまで及ぼすものと言えましょう。
生命を改めて総合的に捉え直すという新たな展開が始まった今、科学技術とその応用に根源的な影響を及ぼすという使命さえ帯びています。
当財団では、これらライフサイエンス分野の優れた研究に対し研究費助成を行うことにより、その成果が研究活動の活性化、新しい研究活動の萌芽へと発展し、ひいては産業の活性化、市民生活への還元へと続くものと確信しております。
内容 及び 留意点等 | ||||||||||||
1.対象となる研究 |
(1)~(3)を基本的な分野とし、独創性・先行性があり、かつ、 ライフサイエンス振興への波及効果が期待できるものとします。 (1)生命現象の解明 (2)健康の維持増進と疾病の予防・治療 (3)生物およびその諸機能の産業への応用 |
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2.応募者の資格 |
応募者の資格は、日本国内で次の研究組織に所属する研究者とし、かつ所定の 推薦を受けたものとします。 (1)大学 (2)その他の研究組織 『研究助成』は、若手研究者が行う独創的な研究テーマに対し行うものであるため、 1983年(昭和58年)4月2日以降に生まれた方とします。 |
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3.助成金 |
なお、助成の対象となる費用は、研究に直接必要な経費とし、応募者が所属する 組織の間接経費・管理経費・共通経費(いわゆるオーバーヘッド)は 対象となりませんので、ご留意ください。 |
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4.申請書の作成 |
『岸本基金研究助成』申請書に必要事項を記入し、推薦書と共に 当財団ウェブサイトから 電子申請(PDF形式) してください。
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5.推薦 | 推薦者 | 申請者の所属組織の長等 | ||||||||||
推薦 件数 |
限定しませんが、広い視野からご推薦ください。 | |||||||||||
推薦 手続 |
当財団所定の推薦書に必要事項を記入(サインまたは押印)し、 申請書と共に当財団ウェブサイトから申請してください。 |
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6.応募期間 |
2023年6月1日(木)~2023年7月31日(月)(電子申請システムGraainに提出) |
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7.選 考 |
(1) 当財団の選考委員会で選考の上、助成対象者を決定し、 申請者本人に通知します。また当財団のホームページに助成対象者を 掲示しますのでご覧ください。 (2022年度は、12月初旬に通知しております) (2) 本年度の採択件数は、15件程度を予定しています。 |
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8.研究助成の 贈呈式 |
助成対象者に対する助成金の贈呈式は、2024年1月末ごろを予定しています。 |
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9.報 告 |
助成金の受領者は、受領後2年次以内に当財団所定の報告書の提出を義務付けて おります。 なお、報告内容は公表する場合がありますので、あらかじめご了承願います。 また、財団の主催する講演会等の講師を依頼する場合があります。 |
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お問い合わせ |
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