岸本基金研究助成応募要領


たくさんのお申込みをいただきありがとうございました。
受付終了いたしました。(2017/07/31)


 当財団の研究助成は、2010年度より「岸本基金」から寄附を受け、
 
岸本基金研究助成 として応募を受付いたします。

 岸本基金は、関節リューマチなどの自己免疫疾患の研究・治療において重要な分子IL-6の発見、及びIL-6受容体抗体の開発を行った岸本忠三氏(元大阪大学総長、公益財団法人千里ライフサイエンス振興財団理事長)によって2008年に設立されました。

 【助成のあらまし】
 ライフサイエンスは、理学・工学・農学・医学・薬学などの自然科学から人文・社会科学領域までを包含する総合的科学分野であり、この分野の最先端の基礎的知見が直ちに新技術、新製品の開発に応用され、また、新技術の開発が基礎研究の発展に影響を及ぼすという特性を持っています。そして、医薬品の開発、生物の改良、微生物・動植物細胞による有用物質の生産から生体機能のエレクトロニクスや情報分野への応用まで、様々な分野での産業利用が行われています。ライフサイエンス分野の研究・開発は、この意味で大きな波及効果を基礎研究、応用開発、産業・地域振興にまで及ぼすものと言えましょう。
 生命を改めて総合的に捉え直すという新たな展開が始まった今、科学技術とその応用に根源的な影響を及ぼすという使命さえ帯びています。
 当財団では、これらライフサイエンス分野の優れた研究に対し研究費助成を行うことにより、その成果が研究活動の活性化、新しい研究活動の萌芽へと発展し、ひいては産業の活性化、市民生活への還元へと続くものと確信しております。



内容及び留意点等
1.対象となる研究
(1)生命現象の解明
(2)健康の維持増進と疾病の予防・治療
(3)生物およびその諸機能の産業への応用

を基本的な分野とし、独創性・先行性があり、
かつライフサイエンス振興への波及効果が期待できるものとします。

2.応募者の資格
応募者の資格は、日本国内で次の研究組織に所属する研究者とし、
かつ所定の推薦を受けたものとします。

(1)大学
(2)その他の研究組織

『研究助成』は、若手研究者が行う独創的な研究テーマに対し
行うものであるため、1977年(昭和52年)4月2日以降に生まれた方とします。

3.助成金
1件 200万円とします。

なお、助成の対象となる費用は、研究に直接必要な経費とし、
応募者が所属する組織の間接経費・管理経費・共通経費
(いわゆるオーバーヘッド)は対象となりませんので、ご留意ください。

4.申請書の作成
『岸本基金研究助成』申請書に必要事項を記入し、
推薦書と共に当財団宛送付してください。

  『岸本基金研究助成』申請書→→岸本基金研究助成 申請書ダウンロード Wordファイル(85KB)

5.推薦 推薦者 申請者の所属組織の長等
推薦件数 限定しませんが、広い視野からご推薦ください。
推薦手続 当財団所定の推薦書に必要事項を記入し、
申請書と共に当財団宛送付してください。
6.応募期間 2017年6月1日(木)~2017年7月31日(月)
 (締切日までに当財団に必着)
7.選 考
(1)当財団の選考委員会で候補者を選考の上、贈呈者を決定し、
  申請者本人に通知します。また当財団のホームページに採択者を
  掲示しますのでご覧ください。
  (2016年度は、12月初旬に通知しております)
(2)本年度の採択件数は、15件程度を予定しています。


8.研究助成の
  贈呈式
採択されたものに対する助成金の贈呈式は、
2018年1月末ごろを予定しています。
9.報 告
助成金の受領者には、研究の完了如何に拘らず受領後2年次以内に
当財団所定の報告書の提出を義務付けております。
 なお、報告内容は公表する場合がありますので、あらかじめご了承願います。また、財団の主催する講演会等の講師を依頼する場合があります。

お問い合わせ
送付先
公益財団法人 千里ライフサイエンス振興財団  岸本基金研究助成 係
  〒560-0082
  大阪府豊中市新千里東町1-4-2
  千里ライフサイエンスセンタービル20階
   TEL:06-6873-2001  FAX:06-6873-2002
 
  E-MAIL dsp〔at〕senri-life.or.jp
  (↑〔at〕を半角のアットマークに置き換えて送信してください。)


注意事項:
1. 申請書の文字サイズは、10.5ポイント以上を使用すること。
2. 申請書は、白黒コピーにて審査するので、図・表は分かり易いものにすること。
3. 申請書は「片面コピー」にすること。
4. 年号は西暦で記入すること。
5. 英語による記入は可。
6. 申請者の所属組織は、分野/研究室/講座まで記載すること。
7. 申請者の所属組織の長とは、学長、研究科長、学部長、学科長、教授、または、これらに相当するものである。
8. 申請書類の返却は致しません。





岸本基金研究助成 授与者一覧
 
(1)研究助成 15件 敬称略・50音順
氏名 所属・役職 研究題目
板倉 英祐 千葉大学 大学院理学研究院 助教 新規脂肪分解システムを用いた生体内脂肪動態の解析
上野 将紀 新潟大学 脳研究所 特任教授 脊髄損傷による体温恒常性維持機能の破綻と
回復の神経基盤
岡下 修己 徳島大学 先端酵素学研究所 助教 性決定遺伝子“Sry” の能動的DNA脱メチル化を介した
エピジェネティック制御機構の解明
笹井 美和 大阪大学 微生物病研究所 准教授 「病原体含有膜」識別機構の解明
七田 崇 (公財)東京都医学総合研究所
プロジェクトリーダー
脳梗塞後の神経修復に関わる分子群の同定
滝澤 仁 熊本大学 国際先端医学研究機構
特別招聘教授
人工骨髄デバイスを用いたヒト造血幹細胞の自己複製機構
の理解と制御
仲矢 道雄 九州大学 大学院薬学研究院 准教授 細胞周囲の硬度を感知し、線維化を促進する転写共役因子
の解析
林 悠 筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構
准教授
レム睡眠による脳の恒常性維持のメカニズムの解明
平野 有沙 筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構
助教
時計細胞のin vivoイメージングと操作による睡眠リズム制御
の徹底解剖
平野 恭敬 京都大学 大学院医学研究科
特定准教授
組織特異的RNA-seq解析を用いた、記憶の長期化に関与する
神経活動依存性遺伝子群の同定と、それら機能解明
松本 佳則 岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科
助教
骨粗鬆症克服を目指した新たな骨芽細胞シグナルネットワーク
の解明
宮﨑 牧人 * 京都大学 白眉センター 特定准教授
京都大学 大学院理学研究科 連携准教授
運動能を有した人工細胞の構築による細胞運動の分子メカニズム
の解明
村山 正宜 理化学研究所 脳科学総合研究センター
シニア・チームリーダー
睡眠による知覚記憶の形成原理
安井 典久 岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科
助教
サロゲートリガンドを用いたリポタンパク質受容体のメンブラント
ラフィック機構の解明
山口 知也 熊本大学 大学院先導機構 准教授 がん細胞でのROR1による生体膜ダイナミクス制御機構の解明

* 申請時の所属・役職は早稲田大学 先進理工学部 物理学科 助教(~2017年9月末)


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